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決算概況

pdfはこちら 平成29年3月期 第2四半期決算短信
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補足コメント

  2017年3月期第2四半期連結決算は、商品取扱高86,495百万円(前年同期比28.3%増)、売上高31,566百万円(同40.8%増)、営業利益10,588百万円(同51.1%増)、経常利益10,630百万円(同49.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8,059百万円(同68.3%増)となりました。
 当上期においては、前下期からの高い成長率を持続することができ、結果として会社計画(非開示)を上回ることができました。ただし、前下期から商品取扱高の伸びを加速させている施策(新規出店加速、ブランドクーポン、CRMシステムのリプレイス)を継続的に実施しているため、当上期の高成長は想定通りの結果でございます。一方、当下期におきましては、上記の施策の効果が一巡する時期となりますので、商品取扱高の拡大に寄与する新たな施策を打ち出さない限り、前下期からの高い成長率を維持することは容易ではないことがご理解頂けると思います。
また、会社計画においても、上記を背景に、下期の成長率目標は上期と比較して若干低い水準を期初の段階から想定しております。とはいえ、前下期に既に高い成長を達成していることを踏まえると、更なる成長が必要となるチャレンジングな目標となっておりますので、通期計画を達成できるよう全社一丸となって取り組んでまいります。
 商品取扱高の内訳は、ZOZOTOWN事業83,191百万円(前年同期比39.2%増)、BtoB事業2,899百万円(同62.0%減)、フリマ事業404百万円(新規事業のため前年同期比較なし)、ZOZOTOWN事業の更なる内訳は、受託ショップ77,929百万円(同37.5%増)、買取ショップ106百万円(同71.2%減)、ZOZOUSED5,155百万円(同89.2%増)となりました。
 ZOZOTOWN事業が前下期からの高成長を維持した背景には、当期の新規出店に加え、前期に新規出店した280ショップの売上貢献、2015年10月以降積極展開したブランドクーポンを効率的に実施したことが挙げられます。また、2015年9月以降順次リプレイスを行ったCRMシステムを用いて、ユーザーに対し積極的にコミュニケーションを図ったことも商品取扱高拡大に寄与しました。
<出店ショップ数>
 2016年9月末のショップ数は872ショップ、3,608ブランドとなりました(2016年6月末実績842ショップ、3,538ブランド)。当第2四半期連結会計期間においては、54のショップが新たに出店しており(退店21ショップ)、順調にショップ数を増やすことができました。一段と多様化するユーザーニーズに対応できるよう、当下期も積極的に新規出店を行う予定です。

<年間購入者数>
 2015年10月から2016年9月にかけての年間購入者数は5,252,541人(前年同期比42.0%増、前四半期比8.7%増)となりました。アクティブ会員は前年同期比27.4%増、前四半期比7.6%増の3,059,991人となりました。堅調に増加した背景には、ユニークユーザー数の自然増に伴う増加に加え、ブランドの新規出店の積極化及びブランドクーポンを含む効率的なプロモーションの実施が挙げられます。ゲスト会員は前年同期比69.1%増、前四半期比10.3%増の2,192,550人となりました。ゲスト購入利用者のユーザビリティを一段とフレンドリーにしたことが奏功した格好です。

<年間購入金額・年間購入点数、出荷件数>
 アクティブ会員1人当たりの年間購入金額は48,556円(前年同期比5.2%増、前四半期比0.2%減)、同購入点数は10.4点(前年同期比 21.6%増、前四半期比5.3%増)となりました。こちらもブランドクーポンの積極化及びCRMシステムのリプレイスを受け、ユーザーの購入頻度が増加した結果、購入点数が増加いたしました。なお、年間購入金額が前四半期比で僅かにマイナスとなっておりますが、既存会員と比較すると年間購入金額が低い新規会員が直近で増加したことで、アクティブ会員に占める新規会員の割合が上昇したことが要因です。新規会員が順調に増加している局面において生じるものであり、既存会員に限定した年間購入金額は前四半期比増加しております。
ゲスト会員の1回当たり購入金額は8,872円(前四半期比2.4%減)、同購入点数は1.7点(同2.0%増)となっております。
当第2四半期連結会計期間の出荷件数は前年同期比61.9%増の5,391,093件となりました。
<平均商品単価・平均出荷単価>
 当第2四半期連結会計期間の平均商品単価は3,855円(前年同期比14.7%減)、同平均出荷単価は7,941円(同14.4%減)となりました。2016年3月期第3四半期以降、平均商品単価の前年同期比2桁減が続いておりますが、商品取扱高に占めるセール販売及びZOZOUSEDの比率が上昇していることに加え、低価格帯のショップ出店が相次いだことによりプロパー価格の平均自体が低下したことも理由として挙げられます。当下期においても多数の新規出店を予定しておりますが、中には低価格帯のショップも含まれ、当面の間は単価の下落が継続することを想定しております。
 ZOZOTOWN事業に含まれるZOZOUSEDですが、前年同期比では89.2%増と高い成長を維持しております。当第1四半期に引き続き、当期売上の成長だけではなく、将来の更なる拡大期を見据え、買取り体制を含めたフルフィルメント機能の効率化を優先的に取り組んでいた状況です。
前年同期比マイナスとなっているBtoB事業ですが、会社計画(非開示)に対しては計画通りに進捗しております。連結子会社のアラタナが主体となる新しい事業形態への移行を進める中、2017年3月期までは端境期となることは既報の通りです。新しい事業形態への切り替えを進める中で、別事業者に切り替えるブランド、自社開発に切り替えるブランドが出てくるのは当然のことで、その移行スケジュールに沿った実績となっております。当面はアラタナが主体となる事業形態に移行してくださるブランドサイトの開発に注力していくことになります。
2015年12月にローンチしたフリマ事業ですが、当第2四半期連結会計期間の商品取扱高は404百万円に留まりました。フリマ事業としての規模の拡大のみを狙うのではなく、フリマ事業とZOZOUSEDを合わせた二次流通市場を開拓していくことでファッションEC市場の拡充、ユーザー層の拡大を目指してまいります。
売上高は31,566百万円(前年同期比40.8%増)、差引売上総利益は28,604百万円(同36.8%増)となりました。差引売上総利益率(対商品取扱高)は33.1%となり、前年同期の31.0%から2.1%上昇しております。上昇の要因は、配送ポリシーの変更及び有料会員制度の導入等を受けその他売上高が増加したこと、商品取扱高に占めるZOZOUSEDの比率が1.9%上昇したことが挙げられます。
次に販管費ですが、販管費率(対商品取扱高)は20.8%となり、前年同期の20.6%から0.2%に上昇いたしました。商品取扱高に対するプロモーションコストの比率が前年同期と比較して0.2%下落した一方で、ZOZOUSED伸長による人件費率(対商品取扱高)が前年同期と比較して0.4%上昇し、荷造運搬費率(対商品取扱高)が前年同期と比較して0.2%上昇したことが要因となります。なお、当第2四半期累計期間で実施した主要なプロモーションは、リターゲティング広告及びWEARの海外プロモーションです。
上記の結果、営業利益率(対商品取扱高)は12.2%となり、前年同期の10.4%と比較して1.8%改善をすることができました。
最後に、2016年9月末をもって当社子会社のブラケット社がMBOによりスタートトゥデイグループから独立することとなりました。

<2017年3月期会社計画>
 2017年3月期会社計画は、商品取扱高195,000百万円(前期比22.3%増)、売上高69,000百万円(同26.8%増)、営業利益22,140百万円(同24.7%増)、経常利益22,150百万円(同23.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15,260百万円(同27.3%増)となっております(期初会社計画から変更なし)。一株配当については配当性向40%を目処に20.6円(株式分割後に換算した金額)を見込んでおります。
 商品取扱高の内訳は、ZOZOTOWN事業185,000百万円(前期比26.6%増)、BtoB事業は5,000百万円(同62.4%減)、フリマ事業は5,000百万円(同43.5倍)となっております。ZOZOTOWN事業は更に受託ショップ17,280百万円(同25.7%増)、買取ショップ200百万円(同71.2%減)、ZOZOUSED12,000百万円(同50.8%増)に細分化されます。
 今期も引き続きZOZOTOWN事業が牽引役となります。前期と同様に積極的な新規出店、ブランドとの協業によるブランドクーポンを軸に高い成長を実現させていく計画です。その他にも新たな施策を打ち出していくことで、前下期に高まった成長モメンタムを維持させていきたいと考えています。高成長が続くZOZOUSEDですが、今期は買取強化と効率化の両立を目指していきます。
 BtoB事業については引き続き端境期となる見込みです。具体的な出退店計画を開示することはできませんが、運営サイトの出退店時期を鑑みた計画となっています。
 2015年12月にローンチしたフリマ事業は、ZOZOTOWNやWEARのデータベースを共有することで、先行するフリマ事業者との差別化を図り、二次流通市場自体を盛り上げていくことを夢見ております。
 収益面では、営業利益率(対商品取扱高)11.4%(前期比0.3ポイント上昇)を見込んでおります。フリマ事業等の初期立ち上げコストを織り込んでいるため、収益性改善は限定的ですが、ZOZOTOWN事業の営業利益率は限界効用からそれなりの改善を想定しております。なお、プロモーションに関しては、対商品取扱高2%という水準を意識して投下していく予定です。